出番が少なく、長年ちょこちょこ履いていたエアフォース1から
歩くと、何かが擦れる音がする…。
ミッドソールが加水分解し、内部の剥離と判断し、
エアーユニットをEVAスポンジに交換しました。
エアフォース1のエアーユニット交換を自分でやってみた。が、結構大変でした。

やっぱり、ミッドソールの破損でしたが…
案の定、エアー破裂。
10年経過してましたが、ミッドソールの形は保ってました。
ミッドソールは、アッパーの一部にしかくっいない。
作業の方は…思ったより大変でした!
ミッドソールは、廃棄して…EVAをカット。
加重の乗るかかとは、2重にしました。EVAが断裂するのを防ぎます。

集めた道具・材料
※上から金額高い順。
- リューター
- セメント
- ステッチャー
- エスコード
- EVAスポンジ(100均ジョイントマット)
セメントの購入についてはこちらのリンクを参照お願いします。

さすがはソール接着用。接着後は、指で押しても隙間なし!
エアーユニット交換で行ったこと
1.インソールを外し、靴を洗う
2.アウトソールのステッチを切断
もしくは、縫いはじめのところから、糸を引っ張りほどく
3.エアーユニットが形を保っているば場合→型を取り、EVAを成型する
形状を保っていない場合→アウトソールの中に納まるよう成型する
※スポンジなのでハサミでカットできます。
隠れるので、きれいさにこだわる必要はありません。
4.古い接着剤をリューターで落とす(サンドペーパーが回転するやつで実施)
※接着剤がすぐ目詰まりします。摩擦熱で柔らかくなるため。
5.セメントを塗布
6.ドライヤーで温めたあと、接着
7.エスコードを蝋引きする
8.ステッチャーで縫う
※縫い方は、糸を外から差し込んで、下糸をくぐらせて、抜く
やったらわかるレベルの縫い方です。
不安な人は、2.でステッチをほどいてみましょう。
精密ドライバーで外から糸をひっかけて引くと判ります。
工程4→ソールもアッパーもやると結構時間と根気が必要。リューター必須。
工程8→つま先に近いほど、見えない&指を刺しそう。
刺しちゃいます。絆創膏を準備しておきましょう…。
オパンケ縫いに必要な道具はこちらを参考にして下さい。
エアーユニット交換後
古いものの延命も良いのですが、時間と投資額から考えると、
新しい物を買っても良かったかも。
エアフォース1であれば、流通量も多いですし…。

ここまで来たので、アッパー含め全体を再塗装してみます。
続きは☟
スニーカーの悪臭に困っていたら…
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